ブタペスト条約(Budapest Convention/サイバー犯罪条約)では『サイバーセキュリティ対策』と『国家主権侵害』のどちらが重要なのか?

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注目記事▼ 1.知ってる?ダークウェブ(DarkWeb)とディープウェブ(DeepWeb)とは?

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サイバーセキュリティに関する初めての国際条約には、米国・英国・EU(欧州評議会)・日本など世界の主要各国が続々と加盟し始めていて、最近ではガーナがブタペスト条約への参加を行っており、世界基準でのサイバー攻撃への対応を行える環境を作り出せつつあります。。

 

同条約において目玉となるのは、32条の条項に記述されているサイバー犯罪が生じた際に、同条約を批准している国家に対するWebサーバーに対して自由に情報アクセスを行える事を盛り込んでいる点であり、ロシア等な国家主権に対する侵害攻撃だと言及しています。

 

 

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1.ブタペスト条約改正で署名国警察機構は、刑事捜査においてデジタル証拠を適時受取可能に!!

 個人的にはブタペスト条約が署名各国のデジタル証拠へのアクセス権をある程度獲得している点が興味深い点ですが、反面、旧来の考え方だけでは国家主権に対する侵害行為に繋がる恐れがあり、これは国家の機密情報へのアクセスも合わせて行われるかもしれない点を危惧されます。

 

IoT化・デジタルトランスフォーメションが生じ始めている現状において、最早国家という枠組みに意味が無くなってきた状況もあります。しかし、未だに国家ベースに全人口の99%は生活を続けている以上、国家由来の情報へのアクセスをどう扱うのかは難しい問題だと言える訳です。

 

もちろん日本も同ブタペスト条約には加盟していますし、綺麗事だけを言えるなら確かに全ての国がサイバー犯罪への理解を進める必要があるのは確かな事です。

 

国家という概念が肥大化する事でその圧倒的な影響力に右往左往する現状から、全世界に接続され始めるWebインターネットの影響力の極大化によって、サイバーセキュリティ対策を真剣に行わなければならない時期へと移行し始めています。

 

全自動走行システムに基づくスマートカーすら、10年後(2025年頃)には市場投入が計画されており、それらに対するセキュリティ対策を行う事に対する準備が重要となってきています。

 

気がつくと、サイバーセキュリティに対する防御力・認識力の向上が極めて重要な行動となってきており、反面ブタペスト条約も知らない一般的な人たちは、今後のサイバー犯罪に対してどう接していけば良いのかを考える時期に来ていると感じます。

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